マッコウクジラ対シーサーペント
1875年イギリスの帆船ポーリン号の船員が目撃した。
それは、マッコウクジラに巻き付いているシーサーペントである。戦いを見たのだ。
そのシーサーペントは全長約30m胴回りが2,5~3mありマッコウクジラを2周巻いていたという。そこに、他の2頭のクジラが助けようとしていたのだが、シーサーペントはクジラを巻き付いたまま、海底に沈んでいった。
その30年後ほぼ同じ海域で、シーサーペントが目撃された。1905年大型蒸気ヨット、ヴァルハラ号が、海面から斜めに出ていたシーサーペントを見た。これは、当時の新聞にスケッチが掲載された。60cm以上ある背鰭は、シャチやサメのような三角形ではなく、台形のような形だった。この謎のシーサーペントは、マッコウクジラに巻き付いたシーサーペントと、同一の怪物だったのだろうか。