CDブック・昭和を生きた伝説の九州男児「ジャッキーの政」の一代記

 87中米南米・ブラジル伝説[瓶足]

瓶足

日本の傘お化け、一つ目一本足の妖怪と似たような怪物が、ブラジルでも、出没した。

この怪物は、足跡が瓶の底を突き刺したようにみえたため、瓶足と呼ばれた。
瓶足はジャガーハンターの老人の話から、伝わった。
ジャングルはインディオも恐れた怪物がいて、それは身長が高く、長い髪を垂らし、1本足でピョンピョンと跳ね、地面には瓶底で付けたような足跡を残した。
そして特殊な能力があり、出会った者に催眠術をかけ、無抵抗にしてしまうという。

瓶足が知られた同時期に牧場の牛が、舌を引き抜かれて殺される事件が多発した。この事件は瓶足の仕業ではないかと恐れられた。

ちなみに日本でも、2004年和歌山で、2足や4足歩行ではない、あきらかに、1本足であろうという、足跡が一定の間隔で一直線状に並んでいるのが、発見されている。