ヒトより賢いネコたち

写真と文で綴る、ネコを溺愛する毎日を紹介します!———ポケネコ本舗

フクの遊び

フクお嬢さん、おもちゃのねずみでよく遊びます。

税込105円のねずみ

散歩の途中で1コ100円で売っていました。
最初は、ポッケくん、フクちゃんそれぞれに買ったのですが、ねずみを見たらフクちゃんはくわえたまま「うーっ!」とうなってお兄ちゃんに渡しません。

ポッケも素直にフクに譲りました。
お兄ちゃんは優しいですねぇ!

どうやら何かの毛皮でくるまれていて、シッポには着色された鳥の毛がついています。

フクちゃんは、このねずみをくわえて放り上げて片手でキャッチしたり、両前脚でサッカーのドリブルのように追い回したり、あっという間にぼろぼろにしてしまいます。

おもちゃのねずみゲットぉ!

コロコロの残骸状態のねずみのおもちゃはへこんでしまってうまく跳ねてくれません。フクちゃんがすごく悲しそうなので、また1コ、どうせポッケは譲るからとけちって買いました。
やはりフクちゃんが独占したとき、譲るのは解っていてもポッケのねずみを買わなかったことをちょっと後悔しました。

また、すぐにねずみのおもちゃはボロボロです。

タイアンというベットショップで、このねずみを10コまとめて売っていました。

即、買いました!

最初は1コずつ遊ばせていましたが、ねずみがスタンバイしている引き出しがばれて、ついに取り放題に。

家中、ねずみのおもちゃが転がっています。
by こうげん

むかしむかし…

50代なかばのわたしが書きたくなったこと。
コンピュータとの出会いです。

子供のころ、昭和30年代後半、小学生だったわたしは手塚治虫先生のまんがに夢中でした。
少年マガジンだったと思います。
未来の地球は!?、こんな特集でした。
巻頭のカラーページをめくるたびに、映像がディスクに入っていたり宇宙と交信したり、目に飛び込んでくる夢のような世界に頭がくるくるしていました。

新聞を開くと、スーパーコンピュータの開発競争が目に飛び込んできました。
きっと、コンピュータというのは世界を変えるんだろうな、と小学生のわたしは信じていました。

大学生になって、友人がシャープのマイコン(だったかな)を手に入れて見せてくれました。
ベーシックという言語を入力して、さあ、何ができる?というと、計算機と同じでした。
毎回、起動するたびに入力するのは大変なので、カセットレコーダーにロードしておきます。
ガー、ピー!そんな音でプログラムが記録されていきました。
わたしは、あっという間にあきてしまいました。

コンピュータで何ができるのか?
計算機ではつまらない、でも、もっと次の世界を想像するにはそのマイコンで何をしたらいいのか解らなかったのです。

出版社に就職して、手書きの原稿、写真やイラストの現物入稿、写真植字の指定、版下作成、活版、オフセット、グラビア印刷、そんな毎日の仕事で、わたしはコンピュータとの関わりを忘れていたときがありました。

あるとき、ソニーからポケットコンピュータが発売されました。
幅はカセットテープより小さく、電子計算機よりも小さなキーがついていて、ロール式のプリンタが付属していて印刷もできました。

会社へ持っていって、自慢げにさわっていました。
上司から「これじゃあ、シャープの電子計算機の方が早いじゃないか!」と言われました。

そうです、そのポケットコンピュータはあのシャープのマイコン同様、起動するたびにプログラムを小さなキーで入力して、セットアップが終わってから計算すると小さなプリンターが出力してくれる、タイプのコンピュータだったのです。
電子計算機は、電源を入れるとすぐ使えます。
そのポケットコンピュータはプログラムの入力に10分以上かかっていましたから、計算はその後です。後ろから興味深げに見ていた上司は「なーんだ!」という表情に変わっていきました。
わたしはコンピュータらしいいろんな出力をしてみたかったけど、上司が見たかったのは、コンピュータらしい計算の速さだったのです。

再び、コンピュータから遠ざかったときでした。
>>続く by こうげん

ポッケくんの脱走

この一週間で2回、ポッケくんが脱走しました。

現在の場所に引っ越してきたとき、ポッケくんはまだ1歳になっていなくて、そのときの近所のボスねこ“グレ”(そう呼んでいた、強面アメショの混血くん)に外ねこの洗礼を受けました。
具体的には、グレがポッケの頭をペシペシ!と軽くたたきながら「おにょおにょ!おにょにょにょ!…」と諭していたのでした。
ポッケくん、この洗礼に頭を垂れてなすすべなく、帰ってきてからひたすら体力をつけるべく食べまくり、「くっそーっっ!」と言いながら(きっと)家中を飛び回っていました。

大きくなったポッケくんは、何回か脱走しては近所を徘徊する新しいボスくんに挑んでます。
いまのところ、グレがいなくなってから全戦全勝!
ちょっといい気になっています。

最近、近所を通りかかる新たなオスねこのマーキング(しょん!)に、ポッケくんがむかむかしていたのは知っていました。

ポッケ指名手配

今回、続けて脱走したのはどちらも雨の夜。

玄関先からダッシュして、いっきに柵を跳び越え、いなくなりました。
常習犯の脱走にこちらも慣れてきて、1回目は玄関にフックをかけて少し開けておいたら、夜帰ってきました。
2回目は、仕事部屋の窓を少し開けておいたら、深夜帰ってきました。

どちらもフクお嬢さんが「お兄ちゃん、帰ってきたよ!」と教えてくれました。

これから蚊が飛びまくる夏がやってきます。
しばらくは、絶対、ダッシュさせるか!と見張っています。
by こうげん

フク、ちょっと淋しそう

フクお嬢さんのちょいちょいイじりに耐えかねたポッケくん、あきらめて箱から出てしまいました。

フクお嬢さん、箱をゲットして、最初はうれしそうに隠れ、見つけてもらいたくてワクワクして顔を出しませんでした。

ちょっと放っておいて、静かになったので箱の中をのぞいてみると、↓こんなカンジ。
フクさん、箱はゲットしたけど…

誰も相手をしてくれないので淋しそうにしてました。

こういうのもグッ!とくるわたしです。
by こうげん

お嬢さんの「箱、いいなぁ」

ポッケくんの箱遊びに気づいたフクお嬢さん、うらやましくて、くやしくて、入りたくて、うずうず。
順番を待ちきれなくてちょっかいを出し始めました。

フクお嬢さん、箱のポッケくんにちょっかい

ポッケくん、じっと背中で耐えてます。
by こうげん