ポッケくん、に限らずネコはみんな「ムッ!」とすると背中を向けてじぃ〜っとしてます。
耳は側にいるわたしに向かって、注意を払ってます。
この日、うちでいちばん小さい椅子に乗っかって、わたしがあごをなでなでしてあげるまで、なんか抗議してました。
後ろ脚が大きくコブコブになってるポッケの後ろ姿が好きなわたしはこうして写真を撮ったりして楽しみます。
by こうげん
そろそろポッケくんの出張中も3カ月になろうとしています。
↓この写真は、フクお嬢さんがぴっとり!ポッケくんの後をついて歩いていた頃のものです。

リビングのセンセイのリラックスチェアをポッケくんが気に入って寝椅子にすると、そのうちフクお嬢さんが居座っちゃいます。
仕事部屋のポッケくん専用お昼寝クッション(ポッケくんがふと顔を上げると、外の塀が見渡せて、見張りにもなる)もお嬢さんに狙われ続けました。
お嬢さんの専用お昼寝クッションも隣に用意してあったのに、お兄ちゃんの席がイイ!と思ったんでしょうね。
で、どこにでもついてくるフクお嬢さんに悩み始めたポッケくん、なのでした。
ときどき、そろ〜り…、音を立てないネコの忍び足でお嬢さんをまいて、絵のストックルームにしばらく隠れて寝てたりもしてましたね。
そろ〜り、ぼちぼち帰ってくるんじゃないかと思ってます。
by こうげん
ポッケくんが出張してしまい、2カ月が経ちました。
神楽坂で台風の夜、出会ったポッケくんは10月に6歳になりました。
出会った日を誕生日として毎年あげていた、大好きななまり節をあげられなくて、ちょっと淋しい、記念日です。
さて、フクお嬢さんです。
気ままに、わがままに、ひとりっこ生活を満喫して、いるようです。
わたしたちの愛情を独占!してえっへん状態、100%お嬢さんに集中していないとそっぽを向かれます。
大好きなおもちゃ遊び、ねずみを口にくわえて持ってきます。
「じゃ、遊ぼうか!」とハンティングの練習…「ぴゅーん!」と放るとダッシュして持ってくる…はずが、追いかけたまま、ノリが悪いのです。
わたしの目を見て、本気かどうか確かめているのです。
仕事中で考え事をしながらねずみのオモチャを放ると、プイ!と外へ遊びに出かけてしまいます。
見抜かれて、がっくり!なわたしです。
この写真は2年前、フクがやってきて半年が経つか経たないかの頃のものです。
ポッケお兄ちゃんの席を「いいなぁ(^0^;)」と、次々挑戦し始めたとき。
フクお嬢さんは正面からガブリ組み付きます。
ポッケくんは得意の寝技で受けます。
わたしたちは「モフモフ!」と呼んでいます。
兄弟のように育ったポッケとフクの「モフモフ!」懐かしがってちゃいけませんね。
by こうげん
ある平日の暖かい日の午後、窓から何か口にしたフクお嬢さんが飛び込んできました。
当のフクもおっかなびっくり!の緊張した雰囲気が伝わってきました。
窓から飛び込んできたフクの口元に、黒い生物が…!
「わっ、ネズミだぁあっ!」
センセイ、仕事部屋から退散しました。
ドアを閉めて、他の部屋に行かないようにし、しばらく観察です。
フクが床に放したその黒い生物は子ネズミ。
尻尾が長く、手足がピンク、身体は濃いグレーで、胴体だけだと大人の手の中指ほどの大きさでしょうか。
目がまん丸でキラキラしています。
子ネズミは一目散に本棚の裏、テーブルの脚の陰、PCの配線の束の裏、など逃げ回ってます。
フクは楽しそうに追い回し、追い詰めては、眺めています。
決してとどめを刺さない、ただ遊ぶだけの、“トムとジェリー”のアニメのようです。
1時間もそうしてフクは狩りを楽しんでました。
子ネズミはしだいに動きが遅くなり、部屋の隅で壁を登ろうとしているしぐさで逃げ道を探していました。
手が届く距離でフクは横になって子ネズミを見つめています。
フクの尻尾が楽しそうにぺったんぺったん!床をたたいています。
すると、子ネズミの歯がふるえてカチカチ鳴る音が響いてきました。
フクはそっとその場から目をそらしました。
はい、ここまで。
1時間以上もわが家の“トムとジェリー”劇場を観ていたわたしはその子ネズミに感情移入していました。
マジックハンドで子ネズミをつかみ、窓からポイ!
子ネズミの手足がピンク!が印象に残っています。
by こうげん