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by こうげん

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ある平日の暖かい日の午後、窓から何か口にしたフクお嬢さんが飛び込んできました。
当のフクもおっかなびっくり!の緊張した雰囲気が伝わってきました。
窓から飛び込んできたフクの口元に、黒い生物が…!
「わっ、ネズミだぁあっ!」
センセイ、仕事部屋から退散しました。
ドアを閉めて、他の部屋に行かないようにし、しばらく観察です。
フクが床に放したその黒い生物は子ネズミ。
尻尾が長く、手足がピンク、身体は濃いグレーで、胴体だけだと大人の手の中指ほどの大きさでしょうか。
目がまん丸でキラキラしています。
子ネズミは一目散に本棚の裏、テーブルの脚の陰、PCの配線の束の裏、など逃げ回ってます。
フクは楽しそうに追い回し、追い詰めては、眺めています。
決してとどめを刺さない、ただ遊ぶだけの、“トムとジェリー”のアニメのようです。
1時間もそうしてフクは狩りを楽しんでました。
子ネズミはしだいに動きが遅くなり、部屋の隅で壁を登ろうとしているしぐさで逃げ道を探していました。
手が届く距離でフクは横になって子ネズミを見つめています。
フクの尻尾が楽しそうにぺったんぺったん!床をたたいています。
すると、子ネズミの歯がふるえてカチカチ鳴る音が響いてきました。
フクはそっとその場から目をそらしました。
はい、ここまで。
1時間以上もわが家の“トムとジェリー”劇場を観ていたわたしはその子ネズミに感情移入していました。
マジックハンドで子ネズミをつかみ、窓からポイ!
子ネズミの手足がピンク!が印象に残っています。
by こうげん
毎日、家の周りを散歩して、すっかり慣れたころ。
フクお嬢さんが午前中から外に出たいと言いました。
出るとすぐ、わたしの仕事机から見えるシュロの木に飛びついて、うれしそうに塀の上を走って帰ってきました。
口になにかくわえています。
なにかがぐにょぐにょ!しています。
なんかいや〜なもの、小さなナマコをくわえたような、そんな印象でした。
なんだ!?
窓から飛び込んできたフクお嬢さん、床にポトリ!と獲物を落としました。
フクの好奇心攻撃に必死でスズメガも抵抗しています。
緑色の液体を出し始めました。
あ〜あ!
もうフクお嬢さんとキスはしないゾ!!
そう思いました。
ポッケくんがお出かけになって最初の一週間、フクお嬢さんは不安そうに暮らしていました。
フクお嬢さんの遊び相手・狩りのセンセイ・尊敬すべきお兄ちゃん役だったポッケですからなんか足りない毎日なのです。
とはいっても、外には出かけます。
セミ、アゲハの幼虫、ヤモリはちゃいちゃい獲ってきます。
楽勝!って雰囲気になってきました。
朝帰りしてスーピー寝てるフクお嬢さんを見るわたしはなんか複雑な気分です。
ポッケくんはどこに行ったのだろう??
ゴミ出しの日、お隣のネコ友奥さまに相談しました。
「うちのポッケくん、オス、5歳、がもう1週間も帰ってこないんです。もし、見かけたら…」
「え、そう!男の子? うちのコもね、1カ月くらい帰ってこないことがあるのよね〜っ。だいじょうぶ!すぐに帰ってくるわよっ!!!」
勇気づけられました。
by こうげん
8月のある日曜のことでした。
ポッケくんが帰ってきませんでした。
夕方、ポッケくんとフクお嬢さんがいつものように遊びに出ました。
この頃、ポッケくんはフクお嬢さんに付き添わなくなっていました。
夕ご飯にフクお嬢さんは帰ってきて、リビングでくつろいでいます。
ポッケくん、遅いなぁ…と思いましたが、ま、男の子だし、朝にはポッケくん専用カゴで寝てるだろう、わたしは寝てしまいました。

箱にハマってマンゾク!しているポッケ
朝起きて、探しましたがどこにもいません。
ポッケくんが小さいとき、うっかり閉め忘れた窓から外に出てしまって、パニックを起こしたことがありました。
でも、だいじょうぶだろう。
5歳、近所では怖いものなしに成長したので安心して待つことにしました。
by こうげん