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 50九州・沖縄伝説?[野女と海蜘蛛]

野女と海蜘蛛

1744〜1748年朝倉郡把木町赤谷の山奥の谷川で、村人が薪をとっていた時、全身が鱗のような怪物に遭遇した。
その、姿は長い髪と女性のような顔をもち、からだは鱗のようなもので覆われていたという。
また、「随筆辞典奇談異聞篇」によると、筑紫の猟師らが南海で漂流し、小島に流されたときに遭遇した怪物の記述がある。
突然、巨大な蜘蛛が現れ、糸を吹きかけられ、猟師達は刀で糸を切り慌てて逃げたという。
どちらも福岡県に伝承される妖怪の話である。