CDブック・子供たちに伝えたい水のある国のお話し-カッパ九千物語CD1

 68北米・エリー湖伝説[ベッシー]

ベッシー

1817年全長10〜18m胴回り30?、黒っぽい赤褐色の怪物が5大湖のなかのひとつ、エリー湖に現れた。

当時は巨大ウナギ、大だこなどと、思われた。

そして、20世紀になっても、目撃情報があとをたたない。

1986年、全長15mの大きさでドロドロしており、水中からヘビのように鎌首をもたげ、先の方にいくに従って細くなる首は、フットボールの2倍はある頭があり、カエルのように飛び出た目玉、そして、不気味なのは、悪魔が笑っているような口をしていたという。

また1990年S字に蛇行して泳ぐ頭に、2本の角のようなものが生えた黒い怪物が出現、そして同年、船から300mほど離れ、平行して船と同じ速度で泳ぐ全長10m程の怪物が目撃された。

いつからか1978年アメリカ側湖畔で運転を開始した、デービスベッセ原発をもじり、ベッシーと、呼ばれている。