CDブック・吉宗の時代、御落胤を巡る暗闘が!大人気「棒手振りの辰」を読む!

 29信越・北陸伝説?[カベッケ]

カベッケ

長野県上水内群雲ノ平薬師沢、河辺(かべっけ)が原という所に、山登りをする人達の間で怪物がでるという噂がある。河化が原という地名は河童が化ける、すなわち河童化け、カべッケとなってこの地名がついたらしい。カべッケとはここでは河童のことである。カべッケが人間を迷わすため山中で「おーい、おーい」と声をかけ、呼ばれてついつい返事をしたり、声のほうに行くと行方不明になってしまうという。また、1965年、河童のものらしい、足跡も発見されている。