草食恐竜
アンキロサウルス

データ:体長9〜11メートル 体重3〜4トン
中世代白亜紀後期に生存していた草食恐竜の一種。りく上に暮らし、弱い歯をもっている。むねは、小さく性質はおとなしいといわれる。せんしゃのように、体をおおう装甲でみがまえ、尾のさきについた、骨のかたまりをハンマーのようにふり回すことによって、肉食恐竜から身を守っていたのではないかと思われている。アンキロサウルス類の尾は、内部がくうどうで軽く、運動性にすぐれている。ぼうぎょを最小限とし、むしろ、尾のさきのハンマーを使うことで、こうげき的に身を守っていたのだろうと考えられている。