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 ( ̄□ ̄;)あしたのジョー、の時代展

19日(土)「あしたのジョー、の時代展」内覧会に行ってきました。

「あしたのジョー」は1967年から1973年まで少年マガジンに連載されたボクシング漫画です。

この展覧会では、あしたのジョー関連作品以外に、当時アートを引っ張っていた多くの作家・アーティストの作品が出品されており、その中に、1960年代の叫びを表現した、辰巳四郎の作品も展示されています。

練馬区立美術館館内
練馬区立美術館館内


 

1968年のためのイラストレーション/辰巳四郎
1968年のためのイラストレーション/辰巳四郎

人気漫画「あしたのジョー」は連載中から、アニメ化されてから、さらに現在まで、作品の内容は高度成長を続ける時代の中、観る人を一緒に作品中の劇中にまで引きずり込んでしまう圧倒的なストーリーと展開力、さらに抜群のキャラクター設定がありました。

もちろん登場する多くの劇中人物各々の魅力が、夢中になったファンそれぞれのイメージをさらにふくらませていき、伝説といっていい盛り上がりを見せました。

主人公・ジョーの相手役、力石徹は漫画の枠を超えて、プロレスでいえばヒール役でありながら存在感を増していき、ついに出版元である講談社にて本物の祭壇を造り葬式まで執り行わせたのです。

この祭壇も本展示会場に再現されている!

この「あしたのジョー」を共感し、共有していた時代の芸術作品、作家、パフォーマンスを共有する空間を作った美術展。

懐かしいだけでなく、改めて、パワーあふれる時代の象徴が日本の多くの記憶として集められています。

辰巳四郎作品もぜひご覧ください。

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あしたのジョー、の時代展
期間:平成26年7月20日(日)〜9月21日(日)
休館日:月曜(9月15日月曜は開館・翌火曜休館)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30)
料金:一般500円・大学高校生および65〜74歳300円・中学生以下および75歳以上無料
障害者手帳をお持ちの方、団体はお問い合わせください。
場所:練馬区立美術館
電話:03-3577-1821
住所:東京都練馬区貫井1-36-16(西武池袋線・中村橋駅下車3分)