モーゴウル
モーゴウルに最初に遭遇したのは、1975年、ペデニス岬にいた人々だった。
頭には小さな角、長い首の後ろはタテガミになっていた怪物が、アナゴをくわえていたのを、目撃した。
モーゴウルとは「海の怪物」という意味である。
翌年からは、尋常ならぬ生物の目撃情報が、次々と出た。
「鼻をぶらつかせて、先端は、蛇に似た頭.背中にこぶを持つ怪物」「カタツムリのように、頭に2つの角を持つ暗い緑色の怪物」「パーソンビーチではモーゴウルが撮影され、海面から出たコブはロブスターやカニのような甲殻類の背中」など。
この海域は、謎の海の怪物が多く出没しているらしい。