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 53ヨーロッパ・イギリス伝説[ドラゴン]

ドラゴン

イギリスでは、たくさんのドラゴン伝説がある。

その、ほとんどは、おとぎ話のなかのドラゴン伝説だが、なかには、実際何らかの生物が、ドラゴンと呼ばれていたのではないかと、思われる伝説 もある。

1405年イングランド地方にある、スタウア川流域近くの町の僧侶によって、記録されたビュレスドラゴンは、胴が太く、頭には、たてがみが生えており、ノコギリのような鋭い歯を持ち、長い尾があった。

そのドラゴンは、羊飼いを襲い、羊も食った。そのため、村人はドラゴンを退治しようと、矢を放った。ドラゴンは矢を跳ね返し、丈の長い葦の生えた沼に飛び込んだという。現在この町はドラゴンの彫刻が、各教会や建物に多く、見られる。

又、イングランド地方のエセックスに出没したヘンハムドラゴン。全長2,4~2,7m、全身ウロコに覆われ、直立した首、大きい目、環節状の足。三つ又の尾という、特徴を持つ。1668年熊手で退治されたという。この、騒動でヘンハムドラゴンは居酒屋「エセックス・サーペント亭」の商紋になった。また、1968年ドラゴン300年記念祭が催された。